ジェネレーションギャップ

たまに上級生とお話しする時間を持つ私。

伝えたい事があるときとか
時間が出来たときとか
突然だったり、準備してだったり
いろんなパターンでお話する事があるのですが…

そのお話というのも
みんなに喝を入れるものから
取り組み方へのアドバイスだったり
成長を発見して褒めるものだったり
ただ単にフリートーク的なものだったり
本当に色々。


その中でもフリートーク。

みんなのいろんな面が知れる時間なんです´◡`♡


先日は何でか好きな教科の話になり
意外な子が理系だと分かり驚いたり!!
みんな英語は出来る!と
さすが現代っ子( ˙-˙ )とジェネレーションギャップを感じたり笑

先生が子どもの頃はスマホなんてなかったという話から
昔の携帯は画面も小ちゃくてカタカナしか打てなかったと言う話をした時のみんなの顔( ̄∀ ̄)笑

その前は携帯すらなかったと言う話をしたら
「分かった!しもしも〜のやつやろ?!」
って笑

肩からかける平野ノラさんのモノマネ。笑
バブリー!!

さすがに先生もそれは見たことありません!!笑

本当ジェネレーションギャップです( ̄∀ ̄)笑



そんな話から
昔はネットもなかったから
もちろん今みたいにインスタとかもなくて同じ教室のお友だちの踊りしか見たことなかったの。と言うお話にもなりました。

今は舞台を観にいかなくてもいろんな映像でいろんな方法でバレエを観れるからいいですね。

同じ教室のお友だちや先輩後輩からの刺激だけじゃなく、いろんな方法で同じ歳くらいの子たちの踊りを見ることが出来たり、こんなにもバレエを頑張っているバレエ仲間が日本中に世界中に居ることを知ることが出来る。
すごいなって思います。


でもやっぱり舞台は生に勝てるものはない!!

もしバレエの4D上映なんてものが映画館で行われる日が来たとしても…
生の舞台を実際に観に行くのと同じ感覚にはなれません。

舞台は生きた芸術。
今そこで起きている芸術。

劇場の空間も
会館の入り口からロビー、客席の風景も
会館の匂いも
オーケストラの生の演奏を身体で感じ
目の前で演じるダンサーたちの息遣い
コールドのダンサーたちの一糸乱れぬ踊りと緊張感
客席の空気や興奮
ダンサーの演技から貰う心の動きや感動

五感全てを使って感じるのがバレエの舞台。
目も耳も鼻も皮膚の感覚まで
口は使わないか…笑 
でもそのロビーで食べたものとかも覚えてたりするんですよね。

私は3年生の時に初めてボリショイバレエの白鳥を観に行った日に着ていった服を今でも覚えてます。
フェスティバルホールの旧館の豪華なロビー。
初めて観た客席の風景。
踊りははっきりとは覚えていませんが、興奮したことだけは覚えています。笑

だからみんなにもぜひ生の舞台を観に行って欲しいなって思ったって話を書こうとしたらこんなに長くなりました( ̄∀ ̄)笑

生のもの。
何でもいいんです。

バレエだけじゃない。
ミュージカルでもいい。
オーケストラでもいい。
劇団四季でも宝塚でも。
スポーツでもいい。
プロ野球でもサッカーの試合でも。
何でもいいんです。

実際に自分の目で見ること。
目と頭だけじゃなくて
その時暑かったとか寒かったとか
心も身体も全部使って感じられるところに
生徒たちにはどんどん出かけて欲しい。

たくさん自然にも触れて欲しい。
川は冷たい。海はしょっぱい。
火は暖かい。暖房の暖かさとは違うパワーを感じる暖かさ。
自分で触れて自分で学んで欲しい。

いろんな音も聴いて欲しい。
楽器の音。自然の音。日常の音。
耳を澄ませば色んなところから素敵な音が聞こえてくる。

どんどんいろんなことに挑戦してみて欲しい。

たくさんの事を感じた心は
どんどん豊かになって
感情の豊かな人になって
心の優しい人になるんじゃないかなって思います。

もちろんそれはバレエにもかなり役立つし
でもそれ以上に人として素敵な人になるんじゃないかなって思うのです。


ジェネレーションギャップの話から
どこまで広がるのって感じですが(´•ω•ก̀)

そんな話でした!笑

今日はここまでにしますヾ( ´ー`)